火山ガールがゆくっ!!

火山が大好き火山ガールです。山ガールとは一味違う『火山』に魅せられている女子ですー

火山ガールがゆくっ!!昭和新山誕生のお話。

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今日は壮瞥町の図書ボランティア主催で

 

昭和新山誕生物語』というお話会がありました。

 

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これは、三松正夫さん生誕130年を記念してのお話会で、三松正夫記念館館長の三松三朗さんが約2時間お話してくださいました。

 

火山ガールとしては、絶対に行きたい‼️

外せない‼️昨夜からワクワクしながらも

楽しみにしていたお話会でした。

 

なぜなら、私は昭和新山に魅せられて

火山好きになったので、昭和新山と三松正夫さんにまつわるお話ならなんでも吸収したい気持ちだけはあるのです。

(理想と現実は離れていて、なかなか覚えられないもどかしい気持ち有り)

 

私はきっと、この昭和新山や三松正夫さんと

ご縁があるのだと思います。

 

昭和新山と三松正夫の事を思うと

なぜか涙が出ます。

理由はわかりません。

でも込み上げて来てしまいます。

 

戦時中、神風日本には起きてはならない災害として、昭和新山誕生は世に伏せられ、

戦争の最中お国の為と火山学者の先生は来られない状況で(軍事機器の作成に必要な鉱物を得るための地質調査が優先とされ)

 

壮瞥町の郵便局長の三松正夫さんは

溢れ出る地球からのメッセージを後世に伝えるために命をかけて昭和新山の誕生を克明に記録した。

 

そして私はその歴史の足跡の上を歩いている。

 

正夫さんはどんな思いで

昭和新山と向き合っていたのだろう。

 

昭和新山は生まれようと苦しんでいたのかな、

 

お腹にいる赤ちゃんみたいに、

生まれる生みの苦しみを、

正夫さんはお母さんのように、一緒になって

体験したのかな。

 

写真でしか見たことない、昭和新山の生まれる

地球の素肌の美しさは、

生まれてくる赤子の赤ちゃんのよう。

 

山が生まれる姿って

なんて綺麗なんだろう…と苦労もしらずに思う私。

 

そんな三松正夫さんの意志を引き継いだ

三朗さんのお話は、いつも人間目線でわかりやすい。

そしてブラックジョークで人を和ませてくれる。本当にたのしくて、おもしろくて、

2時間じゃたりなかったくらい。

 

昭和新山の溶岩ドームを

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人間のお腹の中身と例えてくれる。

 

非常に粘性の高いマグマを人間に例えたら

便秘症と…

 

伊豆大島やハワイのような

サラサラと流れるようなマグマを

下痢症と…

 

そして昭和新山の誕生を記録した

マツダイアグラムを

母子手帳と、

 

とても身近な言葉で表現してくれるので

本当にわかりやすく、感情もついていきやすいのです。

 

自分の噴火体験の話。

避難行動の話。

これから考えなくてはならない、避難時の環境問題。

 

などなど書ききれないほどの貴重なお話。

 

 

 

わたしには夢があり、

いつか妊婦さんや、これから赤ちゃんを望む女性に昭和新山を案内すること。

 

女性にとってはじめてのお産は

幸福と恐怖の体験です。

 

昭和新山の生まれるストーリーは

そんな女性の心の支えになるんじゃないかなって思うのです。

 

そして生まれた子どもとともに

また昭和新山を見に来てくれたら

世代が引き継がれて行きます。

 

昭和新山はどんどん見える姿を変えていくので

山が木で覆われてしまう前に、

見て欲しいなぁ…。

 

わたしの勝手な妄想であり、夢ですが、

地球と人間が繋がっているというのを

実感させてくれるのです。

 

まだまだ学びの途中の火山ガールですが

楽しみながら学んでいきたいと思っています✨

 

10月にはアポイ岳

11月には伊豆大島

 

火山がわたしを呼んでいる✨✨

 

火山ガールでした🌋